Backlight Compensation#
機能を使用する#
仕組み#
画像ターゲットの背後に明るい光がある場合は、ターゲットが露光不足になり、影になることがあります。Backlight Compensation機能により、カメラはこの効果を補正できます。
この機能を有効にすると、指定された割合の画像内の最も明るい画素(ピクセル値が最も高い画素)は、Gain AutoおよびExposure Autoオートファンクションで実行される目標の明るさの値の計算には入りません。
例えば、パラメーター値を0.3に設定すると、画像内の最も明るい画素の30%はターゲット値の計算に入りません。
これにより、カメラは画像の暗い領域を適切に露光できます。
Backlight Compensationの調整#
バックライト補正を調整するには、次の手順に従います。
- Exposure AutoオートファンクションまたはGain Autoオートファンクション、あるいはその両方を有効にします。
- Enter a value for the
AutoBacklightCompensation
parameter. The parameter's value range is 0 to 0.5.
サンプルコード#
/* Macro to check for errors */
#define CHECK(errc) if (GENAPI_E_OK != errc) printErrorAndExit(errc)
GENAPIC_RESULT errRes = GENAPI_E_OK; /* Return value of pylon methods */
/* Set the AutoBacklightCompensation parameter to 0.3 */
errRes = PylonDeviceSetFloatFeature(hdev, "AutoBacklightCompensation", 0.3);
CHECK(errRes);
pylon Viewerを使用して、パラメーターを簡単に設定することもできます。