Confidence Threshold#
機能を使用する#
仕組み#
カメラは、すべてのピクセルについて0~65335の範囲で内部信頼性値を計算します。ピクセルが収集する光が多くなると、信頼性値が高くなります。ConfidenceThreshold
パラメーターを使用すると、特定の信頼性値を超えるピクセルのみをカメラ出力に含めるように指定できます。ピクセルの内部信頼性値が信頼性しきい値を超えない場合、対応するピクセル位置は、次の表に概要を示しているように、さまざまなコンポーネントに表示されます。
コンポーネント | Confidence Threshold未満のピクセルの表現 |
---|---|
範囲 | 点群の場合(PixelFormat がCoord3D_ABC32f に設定されている場合)、ピクセルの3つの座標はすべて、Scan3dInvalidDataValue パラメーターで指定された値に設定されます。深度マップの場合( PixelFormat がCoord3D_C16 またはMono16 に設定されている場合)、ピクセルの深度値はScan3dInvalidDataValue パラメーターで指定された値に設定されます。 |
輝度 | 信頼性しきい値は、Intensityコンポーネントには影響しません。信頼性値に関係なく、すべてのピクセルに常に輝度値があります。 |
信頼性 | ゼロに設定します。 |
Confidence Thresholdの設定#
信頼性しきい値は、0~65335の範囲で指定できます。アプリケーションが異なると条件が大きく異なるため、値を選択するための一般的なガイドラインはありません。このパラメーターを試して、最良の結果が得られる設定(画像の望ましくない部分が削除される設定)を確認してください。