Outlier Removal#
内部アルゴリズムは、ピクセルの深度(深度マップのグレー値で測定)が隣接するピクセルの深度と大きく異なるかどうかを判断します。違いが大きすぎると識別されたピクセルは外れ値と呼ばれ、無効として分類されます。[OutlierRemoval
]パラメーターを有効にすることにより、これらの外れ値は出力から削除されます。
OutlierRemovalThreshold
パラメーターを使用すると、フィルターの強度を指定できます。値が大きいほど、より多くの外れ値が除去されます。
外れ値の表現は、コンポーネントによって異なります。
コンポーネント | 外れ値の表示 |
---|---|
範囲 | 点群の場合(PixelFormat がCoord3D_ABC32f に設定されている場合)、ピクセルの3つの座標はすべて、Scan3dInvalidDataValue パラメーターで指定された値に設定されます。深度マップの場合( PixelFormat がCoord3D_C16 またはMono16 に設定されている場合)、ピクセルの深度値はScan3dInvalidDataValue パラメーターで指定された値に設定されます。 |
輝度 | 異常値の除去は、Intensityコンポーネントには影響しません。信頼性しきい値を指定しても、ピクセルデータは削除されません。 |
信頼性 | ゼロに設定します。 |