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pylon Software Suite 26.02 Release Notes#

リリース日: 2026-02-23

バイナリ互換性#

  • Data Processing = 4.1.2
    Data Processingのバージョン4.1.xまたはそれ以前の4.x.xバージョンで構築されたアプリケーションとの互換性があります。
  • pylon C++ SDK = 11.3.0
    pylon C++ SDKのバージョン11.3.xまたはそれ以前の11.x.xで構築されたアプリケーションとの互換性があります。
  • pylon C SDK = 10.1.0
    pylon C SDKのバージョン10.1.xまたはそれ以前の10.x.xバージョンで構築されたアプリケーションとの互換性があります。
  • pylon .NET SDK = 9.0.0
    旧バージョンの pylon .NET SDK で構築されたアプリケーションは互換性がありません。

新機能 / 変更点#

  • vTools: [316181] 賞味期限チェックなどの特定の画像処理タスクの実行方法を示すvToolの使用例向けのリソースを追加しました。これらのリソースには、レシピ、サンプル画像、基本マニュアルが含まれています。
  • vTools: [338476] AI vToolsで複数の推論ジョブを並列実行してスループットを向上できるようになりました。この機能は上級ユーザー向けであり、動作とパフォーマンスはハードウェアおよびモデルのアーキテクチャによって異なります。
  • vTools: [351356] Region Inverter vToolを追加しました。このvToolは入力領域を反転させるため、出力領域には入力領域に含まれていないすべてのピクセルが含まれます。

修正点#

  • Data Processing: [355946] 大きな画像をティーチパラメータとして使用するとパフォーマンスが低下する不具合を修正しました。

制限事項#

  • pylon Viewer: Stereo ace 2カメラで取得した画像はまだ表示できません。
  • pylon Viewer: Intel製HDグラフィックスカードを搭載したコンピューターでは、グラフィックスドライバを最新バージョンにアップデートする必要がある場合があります。
  • pylon Viewer: コンピューターの負荷が非常に高い場合など、状況によっては、pylon Viewerでカメラがすでにオープンされている場合にColor Calibratorが動作しないことがあります。これを防ぐには、Color Calibratorを使用する前にカメラをクローズしてください。
  • pylon Viewer: Color Calibratorは、すべてのBaslerカラーカメラをサポートしているわけではありません。カメラの機能セットの違いにより、Basler dartおよびboost Vカメラはサポートされていません。
  • pylon Viewer: 全体的な安定性とパフォーマンスを向上させるため、pylon Viewerに新しいイメージスロットルが実装されました。これにより、pylon Viewerのビデオ録画機能に影響する新しい制限が導入されます。イメージングパイプラインにおいてカメラあたり毎秒250枚の画像のみが許可されるため、この制限を超えた場合にすべてのフレームを録画する機能が制限されます。
  • Workbench: WorkbenchのStatistics機能は、vToolsの実行時間を測定します。Statistics機能で測定される時間は、システムの設定や全体的なCPU負荷によって異なる場合があります。これは、CPUが現在の負荷(動的周波数スケーリングなど)に応じて異なる周波数で動作する場合があるためです。
  • Workbench: Workbenchでデータをアクティブに表示する複数のピンデータビューを使用すると、CPU負荷が増加し、全体的なパフォーマンスが低下する可能性があります。Baslerでは、可能な限り使用するピンデータビューを減らすことを推奨しています。
  • pylon C++ SDK: GenICam File Access機能を使用してGigEカメラからファイルをダウンロードする際、ファイルサイズが4で割り切れない場合、現在0バイトのファイルがダウンロードされます。これにより、特にユーザーデータ(vignetting correctionデータ、shading correctionデータ、3Dデータなど)を含むキャリブレーションファイルや設定ファイルで問題が発生する可能性があります。
  • 3D: Stereo ace 3Dカメラを使用するには、pylon Supplementary Package for Stereo aceのインストールが必要です。pylon Supplementary Package for Stereo aceは、Baslerウェブサイトからダウンロードできます。
  • 3D: Basler blaze 3Dカメラを使用するには、pylon Supplementary Package for blazeのインストールが必要です。pylon Supplementary Package for blazeは、Baslerウェブサイトからダウンロードできます。
  • MP4: MP4ビデオを録画するには、pylon Supplementary Package for MPEG-4がインストールされている必要があります。pylon Supplementary Package for MPEG-4は、Baslerウェブサイトからダウンロードできます。
  • MP4: 解像度が20 MP以上のカメラでビデオファイルの録画を行う際、Qualityパラメータが80%以上に設定されていると、録画に失敗する場合があります。回避策として、Qualityパラメータをより低い値に設定してください。
  • MP4: 録画機能は、ace 2 ProカメラのCompression Beyond機能をサポートしていません。録画が開始され、Compression Beyond機能が有効になっている場合、pylon ViewerはまずカメラのCompression Beyond機能を無効にしてから録画を開始します。
  • USB: Basler U3Vデバイスが非同期化される可能性があるため、Intel製USBホストで使用されている電源管理をオフにする必要があります。この場合、システムの起動後にBasler U3Vデバイスが使用できなくなることがあります。次の手順に従って、USB3バスのLPMパッケージを無効にしてください。
    1. 次のコマンドを実行して、高度な設定を有効にします。
      powercfg -attributes 2a737441-1930-4402-8d77-b2bebba308a3 d4e98f31-5ffe- 4ce1-be31-1b38b384c009 -ATTRIB_HIDE
    2. 電源オプションでLPM設定を変更します。
      1. コントロールパネルで電源オプションを開きます。
      2. 選択した電源プランの「プラン設定の変更」をクリックします。
      3. 「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
      4. 「電源オプション」ダイアログの「詳細設定」タブで、「USB設定」を選択します。
      5. 「USB 3のセレクティブサスペンドの設定」または「USB 3 Link Power Management」を「オフ」に設定します。
  • GenTL: GenTLバージョン1.4以前のプロデューサーに対するGenTLサポートは制限されています。
  • GigE: Baslerのace 2 5GigEおよび1GigEカメラを最適に活用するために、BaslerではデュアルチャンネルDDR4-3600 RAM以上の使用を推奨しています。より低速なRAMを使用すると、バッファアンダーランや画像損失が発生する可能性があります。さらに、pylon GigE Configuratorツールを使用してセットアップ全体を最適化することを推奨しています。
  • pylon C++ SDK: InstantCameraArrayクラスは、最大21台のカメラから画像を取得できます。
  • GigE: IP Configuratorツールでは、1つのネットワークインターフェイス上の複数のIP設定は完全にはサポートされていません。
  • GigE: エラーメッセージ「Failed to allocate resources.」が表示された場合、NICとカメラのIP設定を最適化するためにpylon GigE Configuratorツールを使用することをBaslerはお勧めします。
  • pylon C++ SDK: 一部のace 2カメラでは、イベント通知に通常の列挙型の代わりにブール値パラメータを使用する場合があります。この問題に対処するには、次のコードスニペットを使用できます。C++の場合は、camera.EventNotification.TrySetValue(EventNotification_On);に加えて、CBooleanParameter(camera.GetNodeMap(), "EventNotification").TrySetValue(true);を使用できます。
  • pylon C++ SDK: Visual Studio 2017を使用している場合、MSB4211警告が表示されることがあります。この警告を削除するには、ReleaseおよびDebugプロジェクトのプロパティ([構成プロパティ] -> [全般] -> [Windows SDKバージョン])でWindows SDKのバージョンを指定してください。
  • pylon C++ SDK: CMakeを使用してサンプルをビルドする際、オペレーティングシステムのパス長の制限に達する場合があります。パスが最大パス長である260文字を超えていることを示すビルドエラーが発生する可能性があります。これは、CMakeのビルドディレクトリの絶対パスが80文字を超える場合に発生する可能性があります。ビルドディレクトリは、現在の作業ディレクトリ、またはcmakeを呼び出すときに「-B」オプションで指定したディレクトリです。このエラーが発生した場合は、ユーザープロファイル内(C:\Users\など)に直接配置するなど、80文字を超えない短いパスを持つビルドディレクトリを使用してください。\Samples。Windows 10バージョン1607以降では長いパスを有効にすることができます。詳細については、Microsoftのドキュメントを参照してください。
  • GenTL/GigE: GigE Vision用GenTL Producerはアクションコマンドをサポートしていません。
  • pylon C SDK: pylon C APIは、まだGenDCおよびBasler blaze 3Dカメラを使用するための便利な機能を提供していません。
  • pylon C SDK: GenTL Consumerを使用する場合(CoaXPressなど)、ストリーミングを明示的に開始および停止できるようにするために、追加の機能がpylon Cに追加されました。この機能は、まだpylon Cプログラマーズガイドに記載されていません。pylon C++プログラマーズガイド(「Migrating from Previous Versions - Changes in the IStreamGrabber API」の章を参照)またはpylonC OverlappedGrabプログラミングサンプルを参照してください。
  • pylon .NET SDK: このバージョンの.NET APIにアップデートする場合、新しいアセンブリを参照するように.NETプロジェクトファイルをアップデートする必要があります。これは、VB2015の互換性修正(インターフェイスクラスBasler.Pylon.IParameterListEnumがrefクラスBasler.Pylon.ParameterListEnumに変更されたため)に起因します。
  • pylon .NET SDK: .NETプロジェクトでネイティブデバッグが有効になっており、プロジェクトがpylonアセンブリを参照している場合、Visual Studio 2012またはVisual Studio 2013のデバッガーで実行するとアプリケーションがクラッシュする可能性があります。この問題を回避するには、Visual Studioデバッガーのオプションでマネージ互換モードを有効にしてください。

ダウンロード#

このバージョンの pylon Software Suite はここからダウンロードできます。