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Basler SLPストロボコントローラー#

Basler SLP Strobe Controllerを使用すると、お使いの環境で任意のBasler標準ライトと、他の任意の照明器具(0~40VDC、最大2A)を使用し、Basler ace Uまたはace Lカメラとpylonソフトウェアを介してこれを制御できます。

優れた照明は、あらゆるビジョンシステムで重要なポイントです。Basler SLP Strobe Controllerにより、お好みの照明器具を使用でき、Light Control機能セットでそれを制御できます。

Light Control機能セットは、pylonCamera Software Suiteに含まれており、Basler SLP ControllerとBaslerカメラ間の直接通信を可能にします。ライトは、連続モード、ストロボモード、またはオーバードライブモードで操作できます。

仕様#

一般仕様#

Basler SLPストロボコントローラー
照明モード Continuous
Strobe(Overdriveモードを含む)
ドライブ方式 電流制御
チャンネル数 1(最大4台のデバイスのデイジーチェーン接続)
出力電流 連続:0.05A~2A
Overdriveモード:10A@200μsパルス幅
出力電圧 1.5~40VDC
最大出力電力 連続:40W
Overdriveモード:400W
パルス幅 50μs~100ms(自動ストロボモード)
100μs~100ms(手動ストロボモード)
パルスステップサイズ 10μs
最高周波数 200Hz
サイズ(長さ x 幅 x 高さ) 85 x 60 x 37.5mm
重量(標準) 200 g
コネクター 6ピン(Lighting)
6ピン(Camera)
、12ピン(Power & I/O)
該当するカメラ ace U、ace L
適合性 CE(RoHSを含む)、EAC、FCC、KC
お使いのカメラモデルの証明書
詳細については、Baslerウェブサイトの「Compliance」セクションを参照してください。
ソフトウェア Basler pylon Camera Software Suite(バージョン4.0以降)
Windows、Linux x86、Linux ARM、macOS、Androidで使用可能
アクセサリー SLPケーブル、Basler標準ライト

機械的仕様#

Basler SLP Controllerの寸法(mm)

要件#

環境要件#

温度と湿度#

動作中のハウジング温度 0~50°C(32~122°F)
動作中の湿度 20~80%、相対、非結露
保管温度 -20~80°C(-4~176°F)
保管湿度 20~80%、相対、非結露

電気的要件#

Power & I/Oとラベル表示された12ピン端子台コネクターを介して、コントローラーに電力を供給する必要があります。コネクターピンの割り当てについては、回路図を参照してください。

電圧要件 最大消費電力
24VDC(±5%)@4A 100W@24VDC

情報

Basler SLP Strobe Controllerの実際の消費電力は、使用しているライトによって大きく異なります。したがって、Baslerは、標準の電源ユニットまたは制御キャビネット内の適切な24VDCコネクターを介してコントローラーに電力を供給することをおすすめします。これにより、お使いの用途で実際に必要な消費電力にコンポーネントを適合させることができます。

注意 – コントローラーは高エネルギーパルスを生成し、短絡に対する保護がない場合は、コントローラーを損傷するおそれがあります。
  • 出力を正しく接続します。
  • スイッチをオフにすると、約15秒間エネルギーがコントローラーに蓄積されたままになります。

ケーブル要件#

カメラからコントローラーへのケーブル#

情報

最適なパフォーマンスと使いやすさを実現するために、Baslerはace UおよびLカメラモデルにBasler SLP Cable、HRS 6p/TBL-L、P、3mのケーブルを使用することをおすすめします。
独自のケーブルを使用している場合は、シールドされている必要があり、シールドはコントローラーのHiroseプラグとCamera GNDピンに接続されている必要があります。

コントローラーからライトへのケーブル#

ケーブルの最大長は3mです。

トリガーケーブル#

ケーブルの最大長は3mです。

物理インターフェイス#

回路図#

SLP Controller回路図

情報

24 VDC Outピンは、カメラに電力を供給するためにのみ使用してください。損傷するおそれがあるので、別のコントローラーを接続しないでください。このピンで許容される最大電流は500mAです。別のコントローラーを接続する場合は、上図に示すデイジーチェーンオプションを使用します。

コネクターとステータスLED#

コントローラーのコネクター

デバイスステータスLED#

LEDステータス 意味
Off コントローラーが電源に接続されていません。
Static:コントローラーは電源に接続され、完全に動作しています。
Flashing:トリガーの作動を示します。1Hzの周波数で点滅します。
イエロー Static:エラー状態を示します。考えられる原因は、ライトユニットのハードウェアエラー、またはコントローラーがBslLightDeviceMaxCurrentパラメーターで指定された電流を供給できないことです。エラーの種類を調べるには、BslLightDeviceLastErrorパラメーターを確認します。Insufficient Currentエラーの場合は、点滅が止まるまで最大電流を下げてみます。
Flashing:トリガーの作動を示します。1Hzの周波数で点滅します。
Static:コントローラーが短絡を検出しました。詳細については、Troubleshootingを参照してください。
Flashing:トリガーの作動を示します。1Hzの周波数で点滅します。

通信ステータスLED#

LEDステータス 意味
Off コントローラーが、カメラからのハートビート信号をまだ検出していません。
Static:コントローラーがカメラからのハートビート信号を検出しました。
Flashing:データ転送を示します。
通信エラーを示します。この場合、LEDが1回点灯します。

注意事項#

警告 – 感電の危険

承認されていない電源装置を使用すると感電が発生して、重傷や死亡につながるおそれがあります。

安全超低電圧(SELV)および制限付き電源(LPS)の要件を満たす電源装置を使用する必要があります。

警告 – 火災の危険

承認されていない電源装置を使用すると、火災や火傷が発生するおそれがあります。

電気的な不具合が発生した場合は、ケーブルの直径で許容される値を電流が超えないようにする必要があります。

これを回避するには、次の対策を講じます。

  • 制限付き電源(LPS)の要件を満たす電源装置を使用する必要があります。
  • コントローラーへの電源ケーブル接続は、定格4A以上である必要があります。
  • コントローラーへのDC電源は、スローブローヒューズ(T4AH、50V)を使用して4Aに外部接続する必要があります。
注意 – 火傷の危険

コントローラーハウジングは、最大定格での動作中に65°Cを超える温度に達することがあります。これは十分火傷の原因となります。

  • 従業員が誤って触れないように、コントローラーを配置します。
  • コントローラーの周囲で空気が自由に循環していることを確認します。

インストール#

Basler SLP ControllerにはDINレールマウンティングキットが付属しています。DINレールを使用しない場合は、2本のM3ネジを使用して、コントローラーのベースにある取り付け穴によりコントローラーをマウントすることもできます。取り付けネジが、コントローラーを取り付ける表面から5mm以上突き出ないように注意してください。コントローラーの寸法を上のに示します。

コントローラーとカメラの接続#

注意 – コントローラーのセットアップ中、またはケーブルの接続/取り外し中に電源を入れたままにすると、コントローラーの誤動作につながるおそれがあります。

コントローラーをセットアップする際、またはあらゆるケーブルを接続/取り外しする際は、必ず電源をオフにしてください。

デバイスを接続する際は、上の回路図を参照してください。

  1. 6ピンLightingコネクターのLight +ピンとLight -ピンを使用して、ライトケーブルのオープンエンドを接続します。
  2. 緑の6ピンCameraコネクターを介してカメラをコントローラーに接続します。カメラ側のI/Oコネクターは、カメラモデルによって異なります。
  3. 12ピンPower & I/Oコネクターの24VDC PowerピンとPower GNDピンを使用して、電源ケーブルのオープンエンドを接続します。

情報

ピンの割り当てはaceとace 2で異なるaceカメラモデルでは、コントローラーのCameraコネクターのCamera I/O 2ピンが、光結合ラインに接続されます。つまり、Power & I/OコネクターのOpto GNDピンを使用する必要があります。ace 2カメラモデルでは、ピンはGPIOラインに接続します。つまり、Power & I/Oコネクターの標準GNDピンを使用する必要があります。

コントローラーの使用方法の詳細については、「Light Control Feature Set」トピックを参照してください。

トラブルシューティング#

短絡#

デバイスステータスLEDが短絡を示している場合は、コントローラーの電源を入れ直す必要があります。複数のコントローラーを使用している場合は、他のコントローラーで障害が発生していなくても、それらの電源を入れ直す必要があります。

コントローラーへの電源再投入#

コントローラーの電源を入れ直した後、コントローラーが再び使用可能になるまでに最大5分かかります。これは正常な動作です。